言葉は、私たちが
コミュニケーションを取る際に
使うツールの1つですが

『自分が発したことは
◯倍になって返ってくる』

という話を見聞きすることは
ありませんか?

言葉を自分の外に発すると、
それは3倍になって
自分に返ってくる可能性があります。

なぜ3倍なのかというと、

言葉を外に発するまでには
次の3つを経るからです。

1)心の中で想いを言語化する
2)自分の口で話す
3)発したものを自分の耳で聞く

ここに、その言葉を聞いた相手が
「◯◯ということですか?」
聞き返したとすると、
4つ目の要素も加わります。

文字で書いたり
書かれたりした物を見れば、
それも加わるかもしれません。

また、

1人にその言葉を話すのでなく
同じことを複数人へ別々に話せば、

自分自身も
『言葉の想起・話す・聞く』
の3つを、話した人数分
繰り返すことになります。

脳は自分と他人を区別できない
とも言われています。

意図的に傷つけるようなことや
第三者の文句を人に話せば、
それは自分も聞くことになります。

自分のことじゃないと
自分は思っていても

脳はそう捉えていないかもしれません。

同様に、
誰かをいたわったり
勇気づけする言葉を発すれば、
自分自身もそれを聞くことになります。

そのため、

ネガティブな言葉を想起した場合は
反射的に言葉を発せず、
一呼吸置いて言葉の影響を
考えてみるとよいでしょう。

その上で、伝えたいことを
ポジティブな言葉に変換してみると

周りの人にだけでなく、
自分自身にも良い影響を
与えることができるでしょう。