煩悩(ぼんのう)という言葉を
聞いたことはありますか?

仏教において
人間の心を乱し、
苦しみを生む原因
とされているものです。

この煩悩は108つある
と言われていますが、
具体的にどんなものがあるか
ご存知ですか?

調べてみたら次のようでした。

●六根(ろっこん)
眼、耳、鼻、舌、身、意
の6つの感覚器官

●三つの感情
好(快感)、悪(不快感)、
平(どちらでもない)

●二つの状態
染(汚れた状態)
浄(清らかな状態)

●三つの時間軸
過去、現在、未来

これらを組み合わせると
6 × 3 × 2 × 3 = 108となり、
それで108つとなるようです。

また、煩悩は
・貪欲(とんよく)
・瞋恚(しんに):怒り
・愚痴(ぐち)

の三毒を基本として、
多様な感情や心の動きを
表しているとのこと。

生活の中で悩みが出てきた時は、
各要素の何が掛け合わされたものか
確認してみると

解決策が見つかるかもしれません。