上に書いたことは、私がこれまで
“障害がある”と言われている子ども
から高齢者、運動が不器用な子ども
に関わってきて感じていることです。

研修や講義を担当するときも
考え方の1つとして伝えています。

(受け入れるかどうかは
聞いた方の判断に委ねています)

例えば、

車イスに乗っている人を見た時、
あなたはどう思いますか?
「あの人には障害があるのかな?」
「移動がたいへんそうだな?」
と感じるかもしれません。

ただ、車イスを自在に操作できて、
仮に段差があってもそれを越える
方法と能力を身につけていたり

「手を貸してもらえませんか?」

と周りの人に伝えることができて
応じてくれる人がいれば、
そこに障害を感じることは
少ないと思います。

逆に、カラダは動くものの
周りから偏見を受けたり
疎外感があったりすれば、

物理的にではないものの
“障害を感じる”わけです。

今は見える障害よりも
見えない障害のほうが
多いのかもしれません。

イジメも然り。

こういったことに気付く
きっかけづくりも
リハビリの役割かと
思っています。