先日、学校と教育に関して考えるイベントへ参加してきました。
最近は
・今の教育ってどうなんだろう?
・学校って必要なの?
という議論がアチコチで行われている印象があります。
先人が戦後苦労しながら日本の基盤を創ってきた時代からライフスタイルが変わり、価値観や生き方も多様化している中、教育のあり方も見直される時期なのかもしれません。
先にお伝えしたイベントには、教育関係者や保護者、自身が学校に行けなかった人など様々な方が参加していたのですが、体験談を聞きながら「いろんな経験や感じ方があるんだなぁ」と改めて思いました。
そんな中、私もマイクを2度預けられて話したのですが、後から「共感しました」と話しかけたり連絡してくれたりした方がいらっしゃったので、こちらにも少し書いてみようと思います。
まず、『今の学校はどうなのか?』ということに関して。
その子に合った環境で学ぶ
「今の学校はダメだ」ということを見聞きすることもありますが、私はダメだとは思っていません。ただ、肯定もしません。なぜかというと、その環境で能力を伸ばしている子もいるからです。その一方で、なかなか合わない子もいて悩んでいると。
要は、何かを身につけたり学ぼうとしたりするとき、その子に合った環境ややり方かということです。
人にはさまざまなタイプがあって、得手不得手も違いますから。
環境は選べる
だから、今はそういった多様性に合わせて○○スクール、△△教育というのがたくさんあるわけですが、中にはそういった教育方法があるということを知らない場合もあるわけです。
「高校になかなか行けなくて…」と悩んでいる親子がフリースクールという学校があると知らなかったということもありましたし、いざ行ってみたら子ども自らが学校に行くようになったという例もあります。
学校の制度を変えるという方法は1つありますが、その間にも子どもは大きくなっていきます。
他に合う環境があるならば、そちらを選択するという方法もあるということです。それには『まず知る』ということが必要ですから、「教育の場としては、こういう選択肢がありますよ」という情報に誰でもアクセスできることが大切なのかと思います。
でも、そもそも教育とは何なのでしょうか?
それについてもイベントの場で話したので、次回はそれを書いてみようと思います。