高齢者のリハビリや運動指導に
関わっていることから、
当の本人だけでなく
相手の奥さんや旦那さんと
お会いする機会もよくあります。
さまざまなご夫婦がいて
亭主関白気味なパターン
奥さんが主導しているパターン
話していると口論っぽくなる
一緒にいるけどほとんど話をしない
(お互いのこと理解信頼している?)
などあるわけですが、
その中に「この2人仲がいいなぁ」
と感じる夫婦がいます。
さまざま感じることはあるのですが
今回はそういった夫婦に見える
3つの特徴を書いてみようと思います。
まず1つは
『敬称をつけて呼んでいる』
ことです。
仲がよい夫婦で名前だけで
呼びあっている方々もいますが、
仲がいいなと感じる方々は
・○○さん
・○○くん
・○○ちゃん
など名前+敬称でよんでいる
傾向があります。
もちろん「あなた」「お前」と
呼んでいる方でも仲のよい方々は
いらっしゃいますが、
いくら仲がよいと言っても
考えや物事のやり方に違いを感じたり
ちょっとしたケンカになったり
することもあるわけです。
ただ、あれこれ言い合うときも
普段「おまえ」と呼んでいる場合と
「○○さん」「○○くん」
などと呼び合っているパターンでは
仮にキツイことを言うにしても
[名前+敬称]で話すほうが
言葉はやわらかく聞こえ、
言っている方も怒りの度合いが
抑えられている感じがします。
なにより
日常生活で何かをお願いするときや
話をするときも、互いを敬っている
という感覚になりやすいのかもしれません。
稀にほっこりするのは
学生時代から知り合いだったという
80代になった夫婦が当時の呼び方で
ポロッと呼びかけること。
特に頑固そうな男性が
「○○ちゃん、あれどこやったっけ?」
と口から出てくるような時は
失礼ながら「この人達かわいい…」
と思ってしまいます。
次の場所に向かうので、
続きはまた後で書きますね。