森で過ごす放課後等デイサービスはあるか?

デンマーク視察2日目に
『森のようちえん』
を訪問しました。

ようちえんに”森”の名前を
付けただけのものではありません。
園舎はなく、晴れの日も雨の日も
本当の森の中で過ごす幼稚園です。

「風邪をひいたらどうするんですか?」
「不衛生でないですか?」

という声が日本だと聞こえてきそう
ですが、
自然に触れることで、
逆に子どもたちは風邪や病気に
なりにくいとのこと。

それは子供達の笑顔が活き活き
していたことからも想像できました。

私は障害のある子どもたちが
学校を終えて家に帰るまでの時間を
過ごす『放課後等デイサービス』で
体育指導を担当しています。

本日は帰国後にその時間を担当
してから2週目に入りますが、

「これが森の中だったら、
スポーツのルールにも縛られず
一人一人自由に遊べるのでは?」

と感じました。

デンマークの森のようちえんでは
・父兄が作った木製の遊具で遊ぶ子
・ふかふかした葉の上に2〜3人で
座って何やら話をしている子
・枝などを集めている子
・木々の間に黙って立っている子

など思い思いに過ごしていましたが、

印象的だったのは皆笑顔がステキで
ちょっとしたイザコザはあっても
ギャーギャー騒ぐ声は聞こえて
こなかったこと。

これは『多様性を認める』という
根本的なマインドがあるから
でもありますが、

場が”自然だから”というのも
あると感じています。

スポーツはあくまでも人が作った
もので、ルールもあります。
個人に合わせてルール変える
こともできますが、

ルールを変えると
別の子にとっては面白くない
ということもあるわけです。

実際、発達障害のある子の中には
勝負へのこだわりが強かったり
ルールが変わると怒ってしまう子
がいたりすることがあります。

ただ、これが自然そのものだと

原理はあっても
妙なルールはありません。

なにしろ森が「ここに居てもいい」
と存在を受け入れてくれます。

思わぬケガをしたらどうするのか?
どこかへ行ってしまったらどうするのか?
などクリアすることはあるかと思いますが、

自然に触れて思い思いに遊ぶことで

障害があると言われている子たちも
伸び伸び成長できるのかもしれません。

だからと言って、スポーツを否定
しているわけではありません。

いきなり自然の中へというのは
不安でしょうから、まずは仮想空間
であるスポーツを経るなど、
要は順番やバランスだと思います。

あくまでも今日感じたことです。

もし自然の中で多くの時間を
過ごしている放課後等デイサービスを
ご存知でしたら教えてください。